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アビスリウムのおさかな

アビスリウムで創造出来る魚について調べるブログです。

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このブログについて

このブログはアビスリウムで創造出来る魚について調べるブログです。いわゆる元ネタ・まとめ的にお楽しみください。
和名、日本での通称を特定し、生態をまとめることを目的としています。
使用している画像は管理者が撮影したものか、利用の許可されている画像です。生体の画像は出来るだけ探して掲載したいと思っていますが、画像の無いお魚に関しては、和名か英名で画像検索をすると生体の写真が見られると思います。
素人がインターネットで調べた事をまとめるだけのブログです、ご了承ください。
ゲームの攻略記事はありません!
隠し魚が掲載されていますのでネタバレ注意です!

更新履歴

18/05/27 サクラアカボウクジラ・ムラサキダコの記事を作成しました
一部の記事にスクリーンショットを追加しました
一部の記事でお魚のデータをまとめたテーブルを作り直してみました

18/04/03 エンジェルフィッシュについての記事を作成しました

18/03/19 クラウンフィッシュを更新。一種類につき一ページではなく、数種類ごとにまとめてみました。他のお魚についてもコンテンツが増えて来たら統合したり、見やすくしようと思ってます。合成魚や隠し魚を分けるのか、その仲間で括るのが良いのか、、、。記事が増えて来たらサイトの構成を考え直したいですね。
このページにあった管理画面のリストもいまのところ機能していないので無くしてみました。
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ムラサキダコ

ムラサキダコ
ムラサキダコ
Blanket Octopus
和名・
モデル
ムラサキダコ
学名 Tremoctopus violaceus gracialis
別名 衣蛸
分類 八腕目ムラサキダコ科
生息地 国内では日本海側で見られる

名前と特徴

2018年の春イベントで実装されたお魚です。

今回の春イベントでの、ピクニックやサクラのモチーフではなく、実在の生物そのまんまのイベント魚ですね。確かにピンク色をしていて可愛くないこともないですが、一緒に実装されたイベント魚達と比べると、ちょっと浮いた印象を受けますね^^;

和名は体色からでしょうか?特徴的なシルエットの割に、フツーの名前ですね^^英名はBlanket Octopus(ブランケットオクトパス)です。こちらは後述する日本での別名「衣蛸」とほとんど同じ意味になりますね。

この生き物は、イベントより少し前にNHKの番組で見て知っていたので、そのお話をしたいと思います。番組では能登半島で見られるムラサキダコを紹介していました。昔から漁師さんの間で噂になっている、「衣蛸」という、漁をしている船に近づいて来て海中で衣を広げて悪さをする妖怪の正体というお話です。ムラサキダコはタコの仲間では珍しく、クラゲのように海の表層を漂って生活しています。普段はゲームのように衣を広げた姿ではなく、衣は腕に巻き付けて仕舞っていて、楕円形の宇宙船?のような見た目です。泳ぐのは得意ではなく、ムラサキダコを補食しようとする魚もいます(番組ではシイラに齧られそうになっていました)。食べられそうになったムラサキダコは自分の身体を大きく見せようと、仕舞っていた膜を広げるのです。膜を広げただけで捕食者が引き下がってくれなかった時には、膜を自切して身代わりにもします。

膜を広げた姿がとーっても印象的な生き物なのですが、著作権フリーの写真が見つからなかったため、写真はないです^^;とはいえ画像はネット上に沢山ありますので、きになる方はgoogleで画像検索してみて下さい。

参考・出典サイト

Web hitode タコ図鑑
ダーウィンが来た!生きもの新伝説

サクラアカボウクジラ

アカボウクジラ
アカボウクジラ
Sakura Beaked Whale
モデル アカボウクジラ
学名 Ziphius cavirostris
別名 カジッポ
分類 ハクジラ亜目アカボウクジラ科アカボウクジラ属
生息地 大西洋・太平洋・インド洋。日本では駿河湾に生息

名前と特徴

2018年春のイベントで実装されたイベント魚です。濃いピンク色の身体で、頭頂部から白い花びらの模様が見えます。実際のアカボウクジラもこのように頭が白く、身体にも花びらが散ったような白い斑紋があります(正確には斑紋というより咬み傷の痕です)。私はこのような実在の動物の特徴を生かしたデザインが大好きです!とっても可愛いのですが、創造出来るようになるまで時間が掛かり、さらに必要なサクラの数も多かったため、沢山創ることは出来ませんでした、、、残念。

シルエットはクジラというよりシロイルカやゴンドウクジラに似ていますが、創造してみるとそれらの動物より一回り大きいです。同じくらいの大きさだろうと思っていたので少し驚きました。実際のサイズはメスの方がやや大きく6.9m、オスが6.6mほどで、体重は2,3tになります。ハンドウイルカが体長2mから4mの体重150kgから650kg(生息地によって差があるようです)。ゴンドウクジラが体長4.7mから5.5mの体重1tから3tなので、ゴンドウクジラより少し大きいくらいでしょうか。体長は一回りも大きそうです。

アカボウクジラ属はアカボウクジラの一属一種で、アカボウクジラ科全体では20種程が確認されています。極地以外の広い海域に分布し、また長時間潜水するため、研究はあまり進んでいません。生体の写真を探したのですが、身体の模様がわかるような写真は座礁してしまった個体のものばかりで、いい画像が見つかりませんでした。

日本語のアカボウクジラは漢字で書くと赤坊鯨です。丸みのある頭部が赤ちゃんの頭に見えたことからそう呼ばれるそうです。英名のBeaked Whaleはくちばしのあるクジラ、の意味です。他にもGoose(ガチョウ)-Beaked Whaleと呼ばれることもあるそうで、尖った口吻を特徴として捉えていたようですね。中世のイラストには頭がフクロウで身体が魚の怪物として描かれたものもあるそうです。

国内で「カジッポ」と呼ばれることがある、とwikiにはあるのですが、ソースがネット上では見つかりませんでした。クジラの別名を調べたサイトさん(下記)に千葉での呼び名だという表記を見つけましたがそれ以上は分らず、、、。参考図書を表記して下さっているサイトさんでしたので、その本を探してみようと思います。

参考・出典サイト

wikipedia アカボウクジラ
wikipedia ハンドウイルカ
wikipedia ゴンドウクジラ属
鯨種の読み方・書き方色々

インペリアルエンジェル

インペリアルエンジェル
インペリアルエンジェル
Emperor Angel
和名 タテジマキンチャクダイ
学名 Pomacanthus imperator
別名 ウズマキ(幼魚)・タテキン・ウズキン
分類 スズキ目キンチャクダイ科サザナミヤッコ属
生息地 太平洋西部からインド洋

大型のヤッコダイの仲間で、成長すると30cm~50cmの大きさになります。日本でも琉球列島に生息しています。和名の由来は身体の縞模様ですね(お魚の模様は頭を上にした状態で見ます)。
幼魚は青色の身体に白く波紋のような模様があり、「ウズマキ」とも呼ばれます。良く似た種類にサザナミヤッコというお魚がいて、幼魚の頃の模様がそっくりです。サザナミヤッコは英名をコーランエンゼルフィッシュといい、これは尾びれに現れる模様がアラビア文字に見えたため、こう呼ばれるようになったと言います。アビスリウムでは今の所は実装されていませんね。成魚はタテジマキンチャクダイと比べてあまり美しくない為、飼育される事が少ないからでしょうか。
Pomocanthus imperator
アビスリウムに登場する成魚です。日本語verではインペリアルエンジェルと表記されていますが、エンペラーエンジェルが正しいと思います。
Pomacanthus imperator juvenile
幼魚です。縞模様の親と異なり同心円を描いた渦巻き模様ですね。縞が頭側からまっすぐ背びれにのびると、大人の印です。
エンジェルフィッシュの仲間は縄張り意識が強く、えらの後ろの鋭い棘で激しく争います。幼魚が親と異なった姿をしているのは、自分が幼魚であることを示し、同種間の縄張り争いに巻き込まれないようにする為、という説があります。幼魚は夏の間に黒潮に乗って、伊豆半島や西日本の太平洋側でも見つかりますが、死滅回遊魚のため、1月には全て死んでしまいます。
ちなみに上記の成魚の写真はおそらくインド洋産です。日本でも見られる太平洋産の本種は背びれの後ろが長く伸びます。
参考・出典サイト
wikipedia タテジマキンチャクダイ
ディック・ミルズ著「観賞魚の写真図鑑」1995
主婦の友社編「はじめての海水魚」

ジュブナイルピンアトゥスペードフィッシュ

ジュブナイルピンアトゥスペードフィッシュ

ジュブナイルピンアトゥスペードフィッシュ
Juvenile Pinnate Spadefish
和名アカククリ
分類スズキ目マンジュウダイ科ツバメウオ属
生息地琉球列島・西部太平洋・インド洋・紅海

長い名前とひらひらした身体が特徴的(?)なお魚ですね。日本ではアカククリと呼ばれていて、沖縄でのスキューバダイビング中に見られるようです。ジュブナイルは若い、子供のという意味の英語ですので、このお魚は幼魚ということになります。(ピンアトゥスペードフィッシュでは長くて入力が大変ですので、以下からアカククリと呼びます。)アカククリという和名は、この幼魚の見た目から、身体が赤く縁取られている、赤く括られている=アカククリ、としてつけられたようです。
どうしてわざわざ「ジュブナイル」「子供の」をつけるのかと言いますと、この黒くオレンジに縁取られたお魚は成長するにつれ、まったく異なった姿に変わってしまうからです。


これがアカククリと呼ばれる幼魚です。アビスリウムは再現度が高いですね!
特徴的な体色は、補食されないため有毒なヒラムシに擬態していると言われています。
Pseudobiceros hancockanus
似ていますね!


そしてこちらが成魚です。大きさは50cmにもなる大きな魚で、海の中でよく目立つそうです。幼魚が一番アカククリらしく可愛らしいのは体長10cmくらいの頃です。
アクアリウムでも幼魚は人気のあるお魚のようですが、オーナーとなる方は巨大に成長して幼魚の面影が無くなっても可愛がることが出来るのでしょうか、、、。

参考・出典サイト

南国Diving World アカククリ 
wikipedia マンジュウダイ科
田口 哲著 「小学館のフィールド・ガイドシリーズ13 海の魚」1994

プロフィール

HN:
たぷたぷ彦
性別:
非公開
自己紹介:
生き物好きでゲーム好きな、しがないフリーターです。

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