
ジュブナイルピンアトゥスペードフィッシュ
Juvenile Pinnate Spadefish
和名 | アカククリ |
分類 | スズキ目マンジュウダイ科ツバメウオ属 |
生息地 | 琉球列島・西部太平洋・インド洋・紅海 |
長い名前とひらひらした身体が特徴的(?)なお魚ですね。日本ではアカククリと呼ばれていて、沖縄でのスキューバダイビング中に見られるようです。ジュブナイルは若い、子供のという意味の英語ですので、このお魚は幼魚ということになります。(ピンアトゥスペードフィッシュでは長くて入力が大変ですので、以下からアカククリと呼びます。)アカククリという和名は、この幼魚の見た目から、身体が赤く縁取られている、赤く括られている=アカククリ、としてつけられたようです。
どうしてわざわざ「ジュブナイル」「子供の」をつけるのかと言いますと、この黒くオレンジに縁取られたお魚は成長するにつれ、まったく異なった姿に変わってしまうからです。
これがアカククリと呼ばれる幼魚です。アビスリウムは再現度が高いですね!
特徴的な体色は、補食されないため有毒なヒラムシに擬態していると言われています。
似ていますね!
そしてこちらが成魚です。大きさは50cmにもなる大きな魚で、海の中でよく目立つそうです。幼魚が一番アカククリらしく可愛らしいのは体長10cmくらいの頃です。
アクアリウムでも幼魚は人気のあるお魚のようですが、オーナーとなる方は巨大に成長して幼魚の面影が無くなっても可愛がることが出来るのでしょうか、、、。
参考・出典サイト
南国Diving World アカククリ
wikipedia マンジュウダイ科
田口 哲著 「小学館のフィールド・ガイドシリーズ13 海の魚」1994