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アビスリウムのおさかな

アビスリウムで創造出来る魚について調べるブログです。

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わたなべエンジェル

わたなべエンジェル

わたなべエンジェル
Watanabe Angel
和名 ヒレナガヤッコ
学名 Genicanthus watanabei
別名 ヒレナガヤッコ
分類 スズキ目キンチャクダイ科
生息地 琉球列島・台湾・フィリピン 水深10mより深い珊瑚礁海域

オスとメスで模様に大きな差のあるお魚です。アビスリウムに登場しているのは、青白い身体に背びれと尾びれには黒の模様の入ったメスですね。オスは身体に黒い縦縞が入ります。英名はBlackEdgedAngelfish(ブラックエッジドエンジェルフィッシュ)です。
珊瑚礁のやや深めの場所にいますが、個体数は少ないようです。
わなたべエンジェルという名前ですが、国内でこう呼ばれる事はありません。図鑑やショップでは普通にヒレナガヤッコと記載されています。では何故わたなべエンジェルなのか、、、。アビスリウムの公式サイトにはヤスダFさんとトミナガYさんという2人の魚類学者が、日本で有名な魚類学者に敬意を表して命名した、とあります。この2人の魚類学者とは東京大学の研究者、安田富士郎さんと富永義昭さんのことです。この2人は共同で魚類の分類の研究をしており、その中で新種の報告もされています。そうした研究の中で見つかったのがGenicanthus watanabei (わたなべエンジェル)です。
調べていく中でGenicanthus watanabeiを報告した際の研究資料が見つかりました。インターネットすごい!この資料によると、渡部さんが琉球列島座間味島で採集した個体を、ヒレナガヤッコとして報告してあったものが、新しく採集した同一種の個体と照らし合せたところヒレナガヤッコとは別の近縁種であったため、この種類を新種とし、H.watanabeiと命名した。ということです。ヒレナガヤッコと呼ばれている魚は2種類いることになります。
アビスリウムはどうしてわたなべエンジェルというマイナーな名称を使っているのでしょうか、、、「watanabei」のみで検索すると一番に本種が出てくるので、海外では通用する呼び名なのかも知れません。

海外のサイトで利用が許可されている画像を見つけたので追記
縞模様の無いメスの個体です。アビスリウムは背景が暗い時が多いので、英名の由来である黒い縁が確認し辛いですね。
 

参考・出典サイト

wikipedia Genicanthus watanabei
美ら海生き物図鑑
東京大学総合研究博物館
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