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アビスリウムのおさかな

アビスリウムで創造出来る魚について調べるブログです。

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ドッティーバックの仲間

名前と特徴

ドッティーバックはスズキ目メギス科ニセスズメ属のお魚の仲間です。日本語ですと〜ニセスズメと呼ばれているようです。このお魚達は私には馴染みが薄く、アビスリウムでは謎のグループでした。見た目もドッティーバックという名前もピンとくるものが無く「小さくて変な配色のこの魚はなんだ???」という感じでした(調べてみても「へ〜メギス亜科って言うんだ〜。変な色w」でしたが)。
ニセスズメの仲間は殆どが体長11cm未満の小さな種類です。小さくても華やかな色で、アクアリウムを持っていたら飼育してみたいお魚ですが、残念なことに気性の荒い種類が多く、同種や大きさの近い他の種に攻撃するため混泳は難しいようです。

葛西臨海水族園にて私が撮影した写真です。クレナイニセスズメだと思います。上記の通り混泳を避ける為か、この水槽に同種はこの個体以外確認出来ず、他のお魚も大きいものが入っていました。(今思えば、ですが^^;撮影した日には混泳の事は知らず、水槽全体の写真は撮りませんでした)

ドッティーバックの一覧

ロイヤルドッティバック オーキッドドッティバック ダイアデムドッティバック スプリンガードッティバック
スポットマンダリン ストロベリードットテルバック

参考・出典サイト

wikipedia Dottyback
主婦の友社編 「はじめての海水魚」
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エンジェルフィッシュの仲間

名前と特徴

エンジェルフィッシュの仲間は日本ではヤッコダイと呼ばれ、スズキ目キンチャクダイ科のお魚達のことを指します。太平洋・大西洋・インド洋の熱帯域に広く分布しますが、西部大西洋に住む種類が多いです。チョウチョウウオ科とは近縁で、よく似た姿をしていますが、キンチャクダイ科にはえらぶたの後ろに鋭い棘があり、それによって識別されます。この棘が奴凧に描かれているヒゲのように見えるため、ヤッコダイと呼ばれるようになりました、、、らしいのですがどうでしょう、やっこのヒゲに見えますでしょうか?
エンジェルフィッシュと言いますと、淡水魚にもエン「ゼ」ルフィッシュがいますね。日本語ですと海水魚をエンジェルフィッシュ、淡水魚をエンゼルフィッシュと発音で区別していますが、英語では海水魚をMarine Angelfish淡水魚をFleshwater Angelfishと区別するようです。
wikiのエンゼルフィッシュの記事によると、エンジェルという名前は大きなひれでゆったり泳ぐ様子を天使に例えたもの、とあります。海に住むエンジェルフィッシュも同じ理由でそう呼ばれるようになったのでしょうか。確かに両方ともぺったんこ(側扁した)の身体の上下に大きめのヒレが付いていますね。

Angelfish Nick Hobgood
これはニシキヤッコというお魚ですが、この科の特徴である棘がよく写っているのでお借りしました。ヤッコダイの仲間は縄張り意識が強く、喧嘩の際にこの棘を使います。

Pterophyllum altum
淡水魚のエンゼルフィッシュです。こちらはスズキ目ベラ亜目のお魚です。こちらも美しいお魚ですが、アビスリウムには今の所は海水魚しか登場していませんね。

参考・出典サイト

wikipedia キンチャクダイ科    wikipedia エンゼルフィッシュ
主婦の友社「はじめての海水魚」
ディック・ミルズ著「観賞魚の写真図鑑」

わたなべエンジェル

わたなべエンジェル

わたなべエンジェル
Watanabe Angel
和名 ヒレナガヤッコ
学名 Genicanthus watanabei
別名 ヒレナガヤッコ
分類 スズキ目キンチャクダイ科
生息地 琉球列島・台湾・フィリピン 水深10mより深い珊瑚礁海域

オスとメスで模様に大きな差のあるお魚です。アビスリウムに登場しているのは、青白い身体に背びれと尾びれには黒の模様の入ったメスですね。オスは身体に黒い縦縞が入ります。英名はBlackEdgedAngelfish(ブラックエッジドエンジェルフィッシュ)です。
珊瑚礁のやや深めの場所にいますが、個体数は少ないようです。
わなたべエンジェルという名前ですが、国内でこう呼ばれる事はありません。図鑑やショップでは普通にヒレナガヤッコと記載されています。では何故わたなべエンジェルなのか、、、。アビスリウムの公式サイトにはヤスダFさんとトミナガYさんという2人の魚類学者が、日本で有名な魚類学者に敬意を表して命名した、とあります。この2人の魚類学者とは東京大学の研究者、安田富士郎さんと富永義昭さんのことです。この2人は共同で魚類の分類の研究をしており、その中で新種の報告もされています。そうした研究の中で見つかったのがGenicanthus watanabei (わたなべエンジェル)です。
調べていく中でGenicanthus watanabeiを報告した際の研究資料が見つかりました。インターネットすごい!この資料によると、渡部さんが琉球列島座間味島で採集した個体を、ヒレナガヤッコとして報告してあったものが、新しく採集した同一種の個体と照らし合せたところヒレナガヤッコとは別の近縁種であったため、この種類を新種とし、H.watanabeiと命名した。ということです。ヒレナガヤッコと呼ばれている魚は2種類いることになります。
アビスリウムはどうしてわたなべエンジェルというマイナーな名称を使っているのでしょうか、、、「watanabei」のみで検索すると一番に本種が出てくるので、海外では通用する呼び名なのかも知れません。

海外のサイトで利用が許可されている画像を見つけたので追記
縞模様の無いメスの個体です。アビスリウムは背景が暗い時が多いので、英名の由来である黒い縁が確認し辛いですね。
 

参考・出典サイト

wikipedia Genicanthus watanabei
美ら海生き物図鑑
東京大学総合研究博物館

クラウンフィッシュ②

スノーフレーククラウン

スノーフレーククラウン Snowflake Clownfish
日本での名称カクレクマノミ
分類スズキ目スズメダイ科クマノミ属
生息地×

スノーフレーククラウンはカクレクマノミの品種のひとつです。カクレクマノミは飼育、繁殖が容易で人為的に改良された様々な品種が存在します。同じ品種でも模様に個体差があり、見分ける事が難しい品種もあります。スノーフレーククラウンの特徴は白い帯とオレンジの境界がギザギザになっている所です。金魚や鯉も個体によってまったく印象の違う品種がありますね!
アビスリウムではスノーフレーク「クラウン」という表記になっていますが、スノーフレーク「オセラリス」の方が検索した際に実際の生体の記事が見つかります。ブリーダーの間ではオセラリスという名称の方が一般的、、、?ということなのでしょうか?

参考・出典サイト
神畑養魚株式会社

ワイオミングホワイトクラウンフィッシュ

ワイオミングホワイトクラウンフィッシュ Wyoming White Clownfish
日本での名称カクレクマノミ
分類スズキ目スズメダイ科クマノミ属
生息地×

こちらもカクレクマノミのいち品種です。特徴は体全体が白で覆われ、顔の部分のみがオレンジ色であることです。白地に黒の斑があったり、鰭の先が黒くなる個体もいます。
ワイオミングはアメリカの州のひとつですが、ワイオミング州で作られた品種ということでしょうか?観賞魚に関しては知識が少なく、いい感じのサイトも見つけられず苦戦しています、、、

参考・出典サイト
神畑養魚株式会社

ジョガルにクラウンフィッシュ

ジョガルにクラウンフィッシュ Juggalo Clownfish
日本での名称カクレクマノミ
分類スズキ目スズメダイ科クマノミ属
生息地×

ジョガルにクラウンフィッシュ、というのはおそらく翻訳の間違いで、正しくはジャガロクラウンフィッシュです。アビスリウムの公式サイトによると2015年に認められた新しい品種のようで、日本国内での生体の販売や、この品種に関する記述は見つかりませんでした。クマノミらしいオレンジ色がなく、白黒のはっきりした牛柄が特徴ですね!
ジャガロというのは、インセイン・クラウン・ポッシー(以下ICP)というアメリカのヒップホップデュオのファンを指す言葉のようです。このICPの2人がピエロのメイクをしており、ジャガロもそれを真似して怖い感じのメイクをします。ジャガロクラウンフィッシュはその模様がジャガロのピエロメイクに見えたため名付けられたのでしょう。
このお魚も上記の2品種と同じくカクレクマノミの改良品種です。クマノミの仲間ではカクレクマノミ以外にも、ペルクラクラウンの改良品種やマルーンクラウンフィッシュの改良品種も存在しますが、アビスリウムにはまだ登場していないようですね。

参考・出典サイト
About Juggalo Clownfish in AbyssRium
wikipedia インセイン・クラウン・ポッシー

クラウンフィッシュ①

ペルクラクラウン

ペルクラクラウン Percula Clownfish
日本での名称ペルクラクラウン
分類スズキ目スズメダイ科クマノミ属
生息地ニューギニア島北部・
オーストラリアグレートバリアリーフ

映画ファインディングニモの主人公として有名なお魚です。このペルクラクラウンと日本にも生息するカクレクマノミは姿や大きさは似ていますが別の種類のお魚です。映画の舞台がグレートバリアリーフであることから、ニモはカクレクマノミではなくペルクラクラウンである、、、というお話はこのお魚について調べる中で散見されました。

A. percula
これがペルクラクラウンで

Ocellaris clownfish
これがカクレクマノミ
違いはペルクラクラウンはオレンジの身体に白いラインが3本、そしてラインのきわに黒い模様があります。
アビスリウムのペルクラクラウンはどちらかというとカクレクマノミの特徴ですね。
混乱しちゃいます^^;

参考・出典サイト


wikipedia クマノミ亜科

レッドクラウン

レッドクラウン Red Clownfish
日本での名称???
分類スズキ目スズメダイ科クマノミ属
生息地インドネシア西部・台湾・
オーストラリアグレートバリアリーフ

レッドクラウンと表記のあるお魚ですが、検索してみてもレッドクラウンというお魚は見つかりませんでした。下記のブルークラウン同様架空のお魚かも知れません。
しかし、赤い身体に白のラインが3本入ったクマノミはいます!スパインチークアネモネフィッシュやマルーンクラウンフィッシュと呼ばれるお魚です。
Clownfish (PNG)
成長すると17cmほどの大きさになるようで、大きくなっても8cmのカクレクマノミと比べると倍以上の大きさです。鮮やかな赤色をしているのはまだ若いかオスの個体で、成長してメスに性転換した個体は暗褐色になります。

参考・出典サイト


wikipedia Maroon clownfish

ブルークラウン

ブルークラウン blue Clownfish
日本での名称???
分類スズキ目スズメダイ科クマノミ属
生息地???

架空のお魚です。画像検索をすると真っ青なクマノミの写真がいくつか出てきますが、どれもジョークサイトに掲載されている画像です。イベント魚以外は結構本物に近く作り込んであるのですが、どうして序盤に架空のお魚がでてくるんでしょうかね、、、?海外ではポピュラーなジョークだったりするのでしょうか。
全身真っ青なクマノミはいまのところ存在しませんが、品種改良によって部分的に青いクマノミは作られているようです。

参考・出典サイト


https://reefbuilders.com/2018/03/05/blue-clownfish/

プロフィール

HN:
たぷたぷ彦
性別:
非公開
自己紹介:
生き物好きでゲーム好きな、しがないフリーターです。

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