忍者ブログ

アビスリウムのおさかな

アビスリウムで創造出来る魚について調べるブログです。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

まねっこ蛸

ミミックオクトパス

まねっこ蛸 MImic Octopus
日本での名称ミミックオクトパス
分類八腕類上目マダコ科
生息地インドネシア・グレートバリアリーフ・紅海など

Mimic Octopus2 Mimic Octopus 2
ミミックオクトパスは比較的小さなタコの仲間で、足を広げた大きさは大きくても60cm程です。
その名の通りmimic=まねっこ、が大得意で、様々な生き物に擬態をします。
擬態をする理由は他の捕食者から身を守る為であり、毒のある生き物のまねをすることが多いようです。(この自身の生息域に住む別の毒をもつ生物に擬態する事を、ベイツ型擬態と言います)
その対象は、ミノカサゴ、ウミヘビ、ウミシダ、クラゲ等で、なんと!自身に迫る敵に合わせて擬態を変えることも出来るそうです。例えば、スズメダイに齧られそうになれば、逆にスズメダイを補食してしまう大きなイソギンチャクに姿を変える、といった具合です。イカやタコの仲間はとっても賢いですね!
他にも縞模様を消して砂地と同じ色合いになり、ヒラメやカレイの動きをまねて目立たないように移動することも出来ます。獲物を待つ時は無害なウミシダに擬態し、巣穴に戻った後はシャコのまねをしてハサミを出し、ウミヘビのまねをして頭の形をそっくり再現したり、、、ミミックオクトパスの擬態のレパートリーは分っているだけで40種類を超えるそうです!
先に毒のある生き物に擬態する事をベイツ型擬態と紹介しましたが、周囲の環境に擬態して獲物にも敵にも見つからないようにするのを隠蔽擬態と言い、獲物を待つために擬態を攻撃擬態と言います。
ミミックと言えば某RPGの宝箱に化けたモンスターを思い出しますね。こいつはじっと宝箱に化けて補食の機会を窺う、攻撃擬態ですね。

アビスリウムのミミックオクトパスというと、何かに擬態している様子は無く、巣穴の樽型スポンジから頭を出したりひっこめたりしていますね。この樽型スポンジ、聞き慣れない名前で、最初はフジツボか何かだと思っていたのですが、なんとミズガメカイメンという巨大な海綿の仲間でした。
Barrel sponge (Xestospongia testudinaria)
このミズガメカイメンを調べると、樽型の内部にお魚やウツボが住み着いている画像が見つかりました。ミズダコっぽいタコが住んでいる写真もありましたが、ミミックオクトパスがこのミズガメカイメンを巣穴にしている写真は見つかりませんでした。
ミミックオクトパスは砂地に巣穴を作るようで、砂地から頭だけ出している写真は結構見つかるのですが、、、

参考・出典サイト

wikipedia ミミックオクトパス
おきなわ図鑑 vol.5 擬態するタコ ミミックオクトパス
PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

プロフィール

HN:
たぷたぷ彦
性別:
非公開
自己紹介:
生き物好きでゲーム好きな、しがないフリーターです。

P R